私の第一子出産レポ【無痛分娩&難産だった私の体験談】

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妊婦さん向け

こんにちは。

今回は私が第一子を出産したときのことについてお話しします。

出産したのは2022年10月中旬(予定日から5日後)です。

私は元々無痛分娩希望で、私の通っていた産院では自然に陣痛がきてから無痛分娩のために麻酔をしてくれる産院です。

以下から、陣痛がきてからメモしたことと当時のことを思い出して書いていきます。

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出産レポ 

陣痛が来た日

2022年10月某日、出産予定日より4日後に陣痛が来ました。

AM2:40 お腹が痛くて起きる。いつもの前駆陣痛かと思ったけど、間隔を測ってみたら10分前後。我慢できるくらいだったから様子をみてみる。

4:10 トイレに行ったら、おしるしがあった。少量の出血じゃなくて結構な出血。痛みが限界のちょっと手前くらいになってきたから、産院に電話をする。我慢できるようなら自宅で待機するように言われたので自宅待機。

4:35 痛みが強くなってきたのと、真っ赤な血がまた出てきたので産院に電話する。産院に来るように言われる。

5:00 夫に産院まで送ってもらい到着。夫とはここでバイバイする。病室で着替えたり荷物の整理をする。

5:30 NSTを始める。1時間くらいつけるらしい。その間に入院中のスケジュールの説明を受けたり助産師さんに内診してもらう。この時点で赤ちゃんは指で頭を触れるほど下がってきている。子宮口は1.5cmくらい開いてるらしい。3cmくらい開いたら無痛分娩の準備を進めるとのこと…

7:45 朝ごはんがくる。無痛分娩前なので軽食と言われてたけど、ちゃんと1人前の量がくる。産院のご飯にしては全然塩分控えめじゃなくて美味しい。

8:40 またNSTをする。お腹の張り具合を先生にみてもらったところ、進みが良くなるようにバルーンを入れたほうがいいと言われる。

9:40 先生に内診してもらう。子宮口が1.5cmだと思いきや3.5cmまで開いてるのでバルーンは入れないことになる。

10:30 子宮口が開いてきてるので、左腕輸液の管を入れるのと背中に無痛分娩のためのカテーテルを入れた。カテーテルを入れるときはちょっとチクッとしたくらいの痛みで、それよりも左腕の輸液のための管のほうがじんわり痛い

11:10 病室に戻ってきて自由時間。背中に2ccほど麻酔の液を入れたらしい。お腹の痛みをあまり感じない。

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↑ここまでがメモしていたことです。

その後は微弱陣痛が続き、子宮口がなかなか開かず…

この日は出産することなく消灯になりした。

消灯して1時間後くらいに陣痛が増してきて痛みの限界がきたので、無痛分娩の麻酔を追加してもらいたくて、ナースコールで看護師さんを呼ぶことに。

看護師さんからは「無痛分娩で使用できる麻酔のトータルの量が決まってるから、我慢できるならしたほうがいい。今、追加してしまうと出産直前で追加できなくなってしまう」と言われて我慢する。

しかし1時間もしないうちにやっぱり痛みの我慢ができなくて、麻酔を追加してもらった。

麻酔を追加してしてもらうと一気に痛みがなくなって楽になった。

夜中のうちにトータルで2回くらい麻酔を追加してもらった。

入院2日目から子宮口全開まで

入院2日目の朝も、変わらず陣痛が続いていてしんどかった。

看護師さんからの、「できるだけ痛みに我慢できるなら我慢したほうがいい」という言葉が頭にあったのでなるべく麻酔は追加せずにできるだけ我慢した。

9:00 朝ご飯を食べた後、痛みに限界が来てたので麻酔を追加してもらった。

看護師さん子宮口がどれくらい開いてるか確認してもらったところ7〜8cm開いていた。

看護師さんから「横になって眠ってリラックスすると子宮口が開きやすくなるよ。このままいけばお昼頃には生まれるかな」と言われた。

10:00〜11:00 麻酔が効いてるおかげで1時間くらいぐっすり眠れた。

眠れたお陰で子宮口が9cm近くまで開いるとこのこと。分娩室に移動することになる。痛みがあるけど自力で歩いて分娩室に行って分娩台に上がる。

12:00 分娩室にきたものの微弱陣痛でなかなか生まれず…

陣痛の間隔が狭くなってきてるものの、痛みが分かりにくくていきむタイミングが難しかった。

コロナ禍だったので、このタイミングで夫が立ち会いのために来てくれた。

13:00 まだ微弱陣痛が続く。助産師さんが内診で確認したところ赤ちゃんの頭が下にあるのにお腹側を向いてるかも?とのことで、先生にエコーで確認してもらったら案の定、お腹側を向いてる。

お腹側を向いていると上手く赤ちゃんが出てこられないらしい。

しかも微弱陣痛が続いてるのも良くないらしい。

麻酔が切れてきて痛みがピークになってきた。

看護師さんに麻酔を追加してほしいと言ったら、私の体質的にどうやら麻酔が効きやすいらしくて(痛みが完全になくなるほどで)追加するともっと出産が長引いてしまうから、追加しないほうがいいと言われる。

そして先生からこのまま出産するとおまたが裂けてしまうかもしれないので、局所麻酔をして会陰切開することに。

局所麻酔をするときはチクッとするくらいの痛みで、会陰切開自体は局所麻酔が効いてて痛みがなかった。

なかなか産まれず、会陰切開→吸引分娩→鉗子分娩で出産

その後も微弱陣痛が続いていて、私がいきんでも赤ちゃんがなかなか出てこないから先生から吸引しましょうと言われて吸引分娩になる。

吸引を2回しても出てこず…先生「今度は鉗子を使いましょう。もし鉗子分娩で出なかった場合は帝王切開になる」と言われる。

そして私のいきむタイミングに合わせて先生が鉗子で赤ちゃんを引っ張る。

1回目に引っ張って「頭が出てきてるよー!次で出すよ!」と言われる。正直にいうと頭が出てきてる感覚はあまりなかった。

13:30 2回目に鉗子で引っ張って、無事に出産した。

私は「やっと終わった…」という気持ちで放心状態でボーっとしてしまった。

生まれてきたわが子をみて「この子を生かさなきゃ」と思った。可愛いと思う以前に動物の本能的なものを感じた。

夫は生まれたてのわが子をみて「可愛い」と言っていた。

コロナ禍での立ち会い出産だったので、出産して1時間後には夫は帰宅することになる。

当時は入院中の面会も禁止だったので、次に夫と会うのは退院のときになった。

出産後

出産後は2時間くらい分娩台で安静にした後、病室に戻ることに。

病室に戻ろうと分娩台から降りようとしたら、フラフラで歩けそうになかったので車椅子で病室まで移動してもらった。

疲労と貧血とお昼ごはんを食べていなかったのもあってフラフラだった。

15:30 病室に戻ってきて、ちょうどおやつが出る時間だったのでおやつを食べた。お昼ご飯を食べてなかったから美味しく感じた。

出産したこの日は赤ちゃんは看護師さんのほうで預かってくれるらしく、私は一人の時間を過ごした。

本当に出産したんだ…と、信じられないようだけど現実だから変な感じがした。

出産したことで、もうお腹に胎動を感じることがなくなったのが少し寂しかった。

この日の夜は、産後ハイなのか身体が疲れてるはずなのになかなか寝付けなくて熟睡できなかった。

産後1日目〜退院するまで

出産した翌朝、赤ちゃんが病室に来た。

看護師さんに「赤ちゃんを抱っこしましょう」と言われて、赤ちゃんの抱き方やおむつ替えの仕方などを教わる。

昨日出産した身にとっては本当にしんどかった(こちとら歩くのもやっとなのに…)

産後は看護師さんがスパルタに思えると聞いていたけど本当だった。

私自身、赤ちゃんを抱っこしたこともオムツを替えたこともなかったので初めてのことだらけで慣れなかった。

しかも抱っこすると会陰切開の傷が痛むのと、出産したあと骨盤がガタガタしてて立つのも歩くのも精一杯だった。

そうはいっても赤ちゃんを落とさないようにしなきゃだし、産んだわが子を抱っこしたいという気持ちがあったのでこの時は気力でなんとか乗り切った。

私の産院では産後に母子同室を推奨しているので、産後1日目から退院するまでほぼ母子同室で過ごした。

陣痛がきてから出産・退院するまで予想していなかったこと

産休中にスマホで他の人の出産レポをみて「こんな場合もあるんだ」と何となく知ってはいたものの、いざ自分が経験してみると予想してなかった思いがけないことが起こって大変でした。(しかし逆に良いこともありました)

実際、どんなことが起きたのかまとめていきます。

陣痛で大量に出血する

陣痛って痛いだけのイメージだったんですけど、実際は出血しながらお産が進みます。

出血するなんて知らなかったですし、水が出るように生理の何倍も出血をするのでびっくりしました。

助産師さん曰く、出血はお産が進んでいる証拠とのこと。

私の場合、出産のときは出血量が少なかったらしいですが、出産するまでにあまりに出血するので大丈夫か!?と思うほど。血液がどんどん身体から出て行く感じがしました。

産前・産後も尿漏れが続く

産前(特に妊娠後期)は尿漏れがあるとはわかっていたものの、出産直後や退院してからもしばらくは尿漏れに悩まされました。

陣痛がきてから退院するまでが一番ひどくて、本当このまま身体が元に戻らず尿漏れに悩まされるんじゃないかと思うくらい大変でした。

心配すぎて出産後はベットの上で産褥体操をしていました。

※産褥体操についてはこちら 産褥体操(アフター・マタニティ)

効果があるかはわからないですけど、産後はなるべく動いたほうがいいと聞くので産褥体操をして損はないかな?と思います。

母子同室が大変

私の産院では出産後に母子同室を推奨しているんですけど、出産のダメージがある身体での赤ちゃんのお世話って本当に大変です。

慣れない抱っこやおむつ替え、決まった時間にミルクをあげつつ泣いたらあやす…

何かの合宿かな!?と思うほど入院中は忙しかったですし寝不足でした。

出産を控えている妊婦さんがいたら、ぜひ出産前にゆっくり自分の時間を過ごして、ゆっくり今のうちに寝ておくことをおすすめします。。

入院中のご飯がおいしくて救われた

入院中の楽しみといえば、毎食のご飯でした。

私の産院では結構な量の食事が出てくるんですけど、毎食美味しかったので入院中は大変だったけど乗り切れた気がします。

入院中のご飯の美味しさって重要だと身に染みて感じました。

まとめ

今回は私の出産レポについてまとめてみました。

お産って人それぞれ違くて、スーパー安産の人もいれば難産で何日もかかった人もいます。

私は陣痛がきてから1日半後に出産したので、どちらかといえば難産に入りますがとりあえず無事に出産できました。

私自身、出産に対して赤ちゃんに会える楽しみよりも怖いイメージをもっていました。

陣痛がくるまでもそうですけど、陣痛がきてから出産するまで不安な気持ちがありましたし緊張して身体が硬くなってしまいました。

緊張しすぎて先生から「力を抜いてリラックスしてね」と言われたほどです。

それでもお産は進みますし「このまま産まないわけにはいかない」という思いがあったので何とか頑張りました。

これから出産を控えている妊婦さんは赤ちゃんに会えるのが楽しみな反面、不安な気持ちがあるかもしれませんが、先生や助産師さんを信じて一緒に頑張りましょう。

ちなみに、2024年10月現在でこの記事を書いている今の筆者は妊娠36週です。

2人目の出産も怖いですがここまで来たら産むしかありません。一緒に頑張りましょう!

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