こんにちは、ななです。
今回は醤油麹の作り方についてご紹介します。
醤油麹は混ぜるだけで簡単に作れるのに、旨みがたっぷりでおいしいです。
醤油の代わりに使うことができて、普通の醤油よりも塩分が少ないので身体に優しいです。
作り方
1.保存容器を煮沸消毒(またはアルコール消毒)する。
2.保存容器の中に米麹と醤油を入れ、スプーンで混ぜ合わせる。
3.軽くフタをして湿気の少ない場所で常温保存する。
4.1日1回清潔なスプーンでかき混ぜる。夏場は約5日間、冬場は約1週間~10日間常温で熟成させる。
5.醤油に甘みと、とろみがでたら完成!完成後は 冷蔵庫で保存する。
※発酵途中で米麹が水分を吸い、醤油が足りなくなったら米麹が浸るくらいまで醤油を継ぎ足す。
熟成の経過
2024年11月下旬に作った醤油麹の経過です。室温が21度くらいのキッチンで作りました。
作った直後
米麹と醤油を混ぜた直後です。空気が通るくらいで軽くフタを空けておきます。
半日後
米麹が水分を吸ってきたので、米麹が浸かるくらい醤油を足します。
3日後
醤油が少し濁ってきました。麹が柔らかくなり始めたのか、スプーンで混ぜやすくなってきました。
6日後
麹が柔らかくなってきました。醤油が濁ってきて、醤油のきついしょっぱいような匂いがなくなってきました。
8日後
麹がスプーンで潰れるくらいになってきて、しょっぱくなくて旨みが出てきました。
そろそろ完成な気もしますが、もう少しまろやかにしたいのでこのまま様子を見ます!
9日目【完成】
醤油のしょっぱい匂いがなくなって、まろやかな匂いになりました。
これで完成とします!冷蔵庫(野菜室)に入れて保管します。冷蔵庫に入れても発酵は続きます。
Q&A
容器はどんなものがいい?
容器は完成後の保存を考えて密閉できるものが良いです。
タッパーやガラス瓶などでOKです。
私はダイソーで購入した480mlくらいのパッキン付きのガラス瓶を使っています。
ガラス製で密閉できて、見た目もおしゃれなので気に入っています。
容器の消毒の方法は?
容器の消毒の方法には、煮沸消毒かアルコール消毒の2種類があります。
私は煮沸消毒するのが面倒なので、アルコール消毒をしています。
消毒にはドーバーパストリーゼ77というものを使っています。
このドーバーパストリーゼ77を瓶(保存容器)の中にシュッと吹きかけて、キッチンペーパーで拭き取るだけで消毒が完了します。
生麹と乾燥麹、どっちがいい?
結論からいうと、どちらでも大丈夫です。
乾燥麹のほうがスーパーで売っているので手に入りやすく、乾燥しているので長期保存が可能です。
一方で生麹は乾燥麹に比べて麹菌のパワーが強くて甘みがあると言われていますが、日持ちが短くて要冷蔵保存です。
手に入りやすさ、ご自身の麹を使う頻度に合わせて購入するといいと思います。
醤油は減塩でも大丈夫?
醤油は減塩でないものをオススメします。
減塩醤油は保存料など食品添加物で塩分を抑えているので腐敗してしまう可能性があります。
熟成中は密閉しなくて大丈夫?
熟成中は密閉はせず、空気が抜ける程度に軽くフタをしておきます。
私が初めて作った時に1週間以上密閉して熟成していたら、麹菌が空気に触れなくて息ができないのか(?)全然発酵が進みませんでした。
手作り醤油麹の賞味期限は?
手作りした醤油麹の賞味期限は、冷蔵庫で保存して約3か月です。
醤油麹は醤油の代わりに使える?
醤油麹は醤油の代わりに使えます。
醤油の代わりに使うときは、醤油麹を同量使うのでOKです(醤油大さじ1であれば醤油麹大さじ1を使います)
どうなったら失敗?
異臭がしたり、カビが生えてきてしまったら残念ながら失敗です。
手作りしてから時間が経ってしまった醤油麹をに使う場合は、見た目や臭いをチェックしてから使用するようにしましょう。
まとめ
手作り醤油麹は、手作り麹調味料の中でも簡単に作ることができて失敗が少ないです。
米麹と醤油を混ぜるだけで美味しい醤油麹ができます。
普通の醤油の代わりに醤油麹を使うことで塩分を抑えることができて、普段の料理にも使いやすいです。
ぜひ作ってみてください。